裁判はどれくらい時間がかかるんですか?

  • 2015/05/04
  • 宮本ブログ

法律相談の際,お客様からよくなされるご質問の中に,
「裁判はどれくらい時間がかかるんですか?」というのがあります。

事件の複雑さや相手方の応訴態度などによっても変わりますが,
一般的な民事事件であれば,訴えを提起してから第1審の判決が出るまでには1~2年といったところではないでしょうか(例外もあります。「裁判の迅速化に係る検証に関する報告書」によると,”公害差止め”,”医療損害賠償”,”建築瑕疵損害賠償”に関する事件については,審理期間が特に長期化する傾向があるようです。)。

もっとも,紛争解決のためには,必ずしも判決を得なければならないわけではありません。判決だけでは足りない場合もあります。
弁護士と十分に相談して,その時点での最適な解決方法を選択していただければと思います。

ちなみに,民法の起草者である穂積陳重によると,最も長き訴訟はイギリスのバークレー(berkley)事件であり,約193年間(!)もかかったそうです…(穂積陳重『法窓夜話』より)。

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